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今年帰省して、私はちびっこ達をある場所へ連れて行きたいと思っていました。そこは私が小学校1年のときに遠足で行ったところ。小松市にある「ハニベ巌窟院」（※１）です。今はどうかわかりませんが、私が小学校の頃は毎年1年生の遠足で行っていた場所です。洞窟なのですが、その中に入ると「地獄めぐり」ができるようになっているのです。うそをついたら舌を抜かれる・・・・とか、食べ物を残したら鬼に料理される・・・・とか、いろんな場面が造形されています。私は1年生の時にそこに行って以来、今でも地獄ってホントのことだと思ってしまいます。今でも「ハニベ巌窟院」のことが忘れられず、夢に出てくることも…・・。でも、だからこそ、行ってよかったのかもって思ってるので、今回ちびっこ達を連れて行きました。
入口から洞窟にはいるまでには岩の階段を上っていくのですが、そこもなんだかうすきみ悪くて、彼が途中にあるもう使われていない古い民家を覗いたのですが（私は見てない）、ちょっと怖そうな顔をしていました。また、仏像の前にかなり高齢のおばあさんがいて、方言で私たちになにやら一生懸命話しかけて下さっていました。でも、あんまり内容が聞き取れず・・・・、ごめんなさい。そして洞窟へ・・・・。洞窟の中はとぉっっっっっっっっっても涼しい！！！寒いくらい！！！入口付近にはお釈迦さまやインドの仏像がたくさん並んでいました。みんな神様なのになんだか怖くて・・・・・。そして奥へ・・・・・・。地獄入口が見えてきました。入口には大きい牛頭（ゴズ）と馬頭（メズ）が立っていて、ちびっこ達も「何？何？」とちょっと怖そうでした。血の池があり、鬼たちが目玉や耳を食べていたり・・・・・、もっといろいろあったのですがそれは怖くなるので、見に行ってみてください。どんどん進んでいくと最後に大きな閻魔大王の像がありました。私はなぜかこの閻魔大王の像だけは怖くないんです。小さい時もそうだったような・・・・。
ちびっこ達は結局どうだったのかは不明ですが、ぜひ、行ってみてくださいませ。こんなに怖がるのは私だけかなぁ・・・・・・。

（※１）ハニベ巌窟院　　[URL]